アイドル備忘録

にわかがK-popアイドルについてこそこそ書きます。

MOMOLAND "BBoom BBoom"

MOMOLANDの3rdミニアルバム「GREAT!」の　"BBoom BBoom"　に嵌っています。

　　　 

　正直これまでMOMOLANDに興味はあまりありませんでしたが、今回の曲に持っていかれてしまいました。私がMOMOLANDについて知っていることといえば、

　　①Produce101みたいな番組で誕生したグループ

　　②ミヒャエル・エンデの「モモ」のように、日常に癒しとファンタジーを

　　　提供するというグループ名の由来

　　③ジュイ（動画内金髪ツインテール）の存在　　　　　　　　　　‥くらいです。

 

　今回この"BBoom BBoom"があまりにもキャッチーなスルメ曲に思えるので、自分勝手に解釈を加えてご紹介したいと思います。

 

　Youtubeの公式動画の説明欄によれば、

 「魅力を放つ」という意味のタイトルトラック(3rdミニアルバム「GREAT!(すばらしい！)」のタイトルソング) である、"BBoom BBoom"は「私の魅力を見せて、想い人が私のことを好きになる」というストーリーを描いた作品である、とのこと。

　"BBoom BBoom"ってなんて意味だ？って思って、色々調べた(BoomBoomは胸のスラングとかでてきました) のに、まさかの公式動画に答えが書いてあったという衝撃でした。いや、そこに書かなくてどこに書くって感じですよね。そうなんですけどね！

　　　※歌詞の意味は有名なJunJunTeam8さんのものでご確認ください。

　　　

　韓国のアイドルソングは似たような音(例：ぬぬぬぬ、たたたた)や、歌詞の末尾の音あわせ（例：랑데뷰　ランデブーと맘대루　まむでる：勝手に）で、リフレインのような効果を出す手段を常用していますね。楽しい特徴だなぁとこの作品でもノリノリできいています。

　また韓国は流行ったアイドルのダンスをドンドン活用していきますよね。今回もTWICEの”LIKEY”でダヒョンがしていたポーズが、この"BBoom BBoom"の中にも入っているのにクスッときます。流行したんだろうなぁ‥

　　　f:id:ashrotte:20180122032034p:plain　f:id:ashrotte:20180122032234p:plain

　そしてジュイはトロピカーナのジュースのCMに出演していて、その元気いっぱいのダンスとあまり整っているほうではない容姿で有名になった記憶があります。(曖昧

　その知名度を得たCMを思いっきり想起させるように、彼女にジュースを持たせているのも率直で面白いですね。

　　　　　f:id:ashrotte:20180122032623p:plain　↓トロピカーナのCM

　　　

　今回の曲は韓国の音楽番組で1位を獲得しているし、このジュイの知名度を上手く盛り込んだことでの成功は間違いないでしょう。スタートの選抜番組がちょっと微妙な走り出しで盛り上がりがいまいちだったりしましたが、この曲のパワーでグループ全体の知名度を大きく上げるのに成功したと思います。

　内容は「貴方が私にドンドン嵌っていく、虜にしてみせる」というような、K-popによくある普遍的なもので、グループの年齢層を問わないし、斬新なテーマではない けれど、表現はこの年代のガールズグループならではの形で、MVではそれぞれに職業？（なのか？）を割り振り、ダンスシーンのセクシーな感じとのギャップや、個性を見せていて、可愛くコミカルでギャップもある魅力的なガールズグループの演出に成功していると思います。まさに"BBoom BBoom"。

歌詞としては、

　心を振り回されるたびに、魅力に驚かされて、どんな言葉にも表現できない「君」を、同じような気持ちにして、私に対して恋に落としたい。君だけを見つめる私の眼差しや、近づきたい気持ちがあられるタッチで、全身で「君」に私のBBoom BBoom（魅力ビーム）を放っている。「君」を私の魅力で絶対に逃さない、と強めの主張がラップで入って、一旦明るい雰囲気が落ち着き、そこからまた「君」へのときめきで、まぶしくて大変で、「君」のせいで眠れなくて、もっと好きになってしまうという可愛い少女の側面に戻る。そしてまた サビで魅力ビーム！最後は「君」さえいればいいんだ。　　　‥という感じでしょうか。

 

　正直、面白いし楽しい。

　ダンスシーンは大人びているのに、そのほかのシーンは可愛い

　基本はコミカルに、サビはセクシーとキュートに、ラップでは強かに

 

　あの手この手で相手を意識させようとするストーリー上の女の子と、グループとしてアピールしている姿がかぶるような感じ。"BBoom BBoom"は視聴者への意味もあるのかもしれない。　

 

 

 

　しかしこの曲調、このMV、どこかで似た雰囲気があったような？

　AfterSchoolのユニットグループOrangeCaramelのような雰囲気‥？と思いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※個人的な感想です※

 

　このちょっとB級感と、キャッチーな曲調、強めの電子音‥なんとなく‥‥

　　　

　OrangeCaramelはここ3年くらいグループ活動をしていないから、久しく聴いていなかったので、こういう曲調はひさしぶりで新鮮に感じます。もしかしてプロデューサーが同じなのかな?と思ったけど、OrangeCaramelの曲はシンサドンホレンイ（新沙洞のトラ）の作品じゃなくて、勇敢な兄弟の作品だと思うから気のせいの可能性が大きい‥

 

　MVの作りというか、雰囲気全体は、色んな最近の流行のカラー(Twice、Pristinみたいなポップな雰囲気？)を詰め込みながら、大きな流れはRedVelvetの"RedFlavor"、隠し味はSONAMOOの"FridayNight"みたいな感じなのかな？と思いました。

　　　

　　　

　　　

  

　新しい曲を聴いたはずなのに、こういうOrange Caramelのように思い出すグループもあったり、K-popガールズグループは目まぐるしく、そして層が厚く、そして繰り返している部分もあるのかもしれない‥と思うのでした。